オージーレポート その19 ~番外編 神々に愛される島 FIJI ~ [ビーマー氏とjmhのオージーレポート]
フィジーの夕日
みなさん、お待たせしました(?)。このブログが、「オージーレポート」になったのに・・・やっと更新ができます。
今回は、神々に愛される島、麗しの楽園FIJIです。
えっ、いつからFIJIがオーストラリア領になったかって?そう、FIJI共和国はオセアニアの国家ですが、れっきとした独立国です。
まあ、堅いことは言わずレポートを続けます。
バリ島やハワイと比べるとFIJIを訪れる日本人は少ないと思います。それは、日本からの直行便がないので、7000km離れたこの島々へ行くには、乗り継ぎで10時間以上かかってしまうからです。それに比べ、オーストラリアからだと4時間弱で行けてしまいます。例えるなら、車で下道を使って群馬県から東京へ行く感じで、FIJIに行ってきました。
ホテル正面
ホテル前の海岸
ホテルの宿泊棟
ホテルのプール&バー
Fijiは、330以上の島からなる南太平洋の常夏の島です。私が行ったのはビチレブ島(本島)とママヌザ諸島です。結論から言うと、FIJIは本島よりも離島に行った方がいいです。ただし、海以外何もありませんが・・・。それには、2つの理由があります。
舟で離島へ
離島で唯一の建物
離島でシュノーケリング
一つ目は、離島の方が海が断然綺麗だからです。青い空、青い海、透明な水。本島も空や海は綺麗ですが、砂浜の砂が灰色っぽい細かい粒子なので、人が入ると泥のような色に濁ってしまいます。離島の海岸は、珊瑚の残骸が細かくなっているので、水は濁らず底まで見えます。その代わり、裸足で歩くとものすごくいたです。
二つ目は、フィジアン(FIJIの人)の人柄というか、その街の雰囲気です。私たちが宿泊したホテルは、デナラウ・リゾートという、ホテルがいくつも集まったリゾート地でした。一般的に、フィジアンは陽気で親切と言われるように、リゾート内では誰もが陽気で親切でした。すれ違うときにブラ(挨拶の言葉)と笑顔で声をかけてくれます。
フィジー島内のバス、
ナンディータウンのマーケット
ところが、地域の路線バス(窓ガラスもない)に乗って、ナンディータウンという繁華街に行ってみると、砂埃の立ったタイやベトナムの郊外のようで、アジア人の姿はなく、私たちが目立ってしまったのか、笑顔ではあるが客引きがすぐに寄ってくるし、昼間だというのに裏通りは、治安的に恐いくらいでした。リゾート内の人は生活が保障されていますが、タウンの人たちは生活がかかっているからでしょう。町育ち(?)の私はこの雰囲気がどうも好きにはなれません。
ホテルの朝食
プールでも食事ができる(!)
リゾート内を走るバス
ホテルの夜の催し物
空港で飛行機を降りたときも、ロビーですぐにフィジアンが「どこ行くの」と声をかけてきたので、ホテル名を告げると、こっちのタクシーにとその人の黄色いタクシーに誘導されました。車は、20年前のクラウンエステートでした。あまりの古さと、運転手のうさんくささにどうしようかと思いましたが、値段を聞くと$30(フィージーのタクシーにはメーターがない)というので、ぼったくりではないようなので乗り込みました。
反対にリゾートから空港へ帰るとき、タクシーの値段を聞くとフロントでもポーターでもみな$45と言いました。リゾート内は統一料金のようです。車は、新型のトヨタ車です。快適とは言えこっちの方が、ぼったくりだ~。
やっぱり、笑顔と良い雰囲気は、お金次第だったのです。今頃納得してしまいました。
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