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南信濃遠山郷ツーリング~天空の里をめざして~ [バイク系]

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「天空の里」下栗

 近頃はすっかり「名ばかりバイカー」の小生が、久々にお泊りツーリングにでかけることになった。きっかけは、これまで毎年のように神戸からバイクを走らせて小生宅に遊びに来ていたY.H氏と、群馬と神戸の間で落ち合おうという相談がまとまったためだ。目指したのは南信州飯田市の山あいにある「遠山郷」、Y.H氏がかねてより行ってみたいと思っていたという「天空の里下栗」のある場所だ。最近すっかりツーリングをごぶさたしていたOPI氏に声をかけたところ快諾、まだ梅雨明け宣言が出されない7月15日、道中の天気を気にしながら飯田に向かった。

 小生とOPI氏の住む群馬の西端から飯田までは200キロほど、高速と一般道をつないで4時間ほどで到着、300キロ以上を走ってきたY.H氏と無事合流し、最初の目的地の「しらびそ高原」に向かった。

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しらびそ峠(標高1833メートル!)にて

 しらびそ高原に向かうルートはしっかりした舗装路だが、何しろ山が深い。決して広くはない曲がりくねった道ではコンパクトな「セロー250」を操るOPI氏が圧倒的に有利だ。近頃年のせいかスポーツスター1200の重さをひしひしと感じている小生にはうらやましい限りだ。そろそろダウンサイジングかな・・・とマジで思ってしまった。

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そろそろ重量がきつくなってきた小生の愛車

 しらびそ高原のてっぺんには「しらびそハイランド」がある。この山の上に立っていることが不思議にも思える立派な施設だ。こちらでランチ。写真を撮り忘れたが、おそばがおいしかった。
 
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しらびそハイランド、宿泊もできるようだ。赤白のCB1300がY.H氏

 しらびそハイランドから下栗の里に下る途中に「御池山隕石クレーター」がある。これは直径約45mの小惑星(隕石のかたまり)がおよそ2~3万年前に御池山南東斜面に衝突した跡と考えられていて、御池山の尾根沿いを中心にクレーター地形が残っているのだそうだ。展望場所から眺めてみたが、いまひとつくっきりしたものではなく「ふ~ん、なるほど・・・」という感じだった。

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隕石クレーター展望場所にて。この下に隕石跡がある

 さらに下っていよいよ今回のツーリングの最大の目的地「下栗の里」だ。ここは道沿いにある駐車場(休憩所・おそばやさんもある)にバイクを停め、山道を歩くこと約15分、ようやく展望台に到着できるという、なかなかの場所だ。林の中の山道でひと汗かいて到着した展望台からの眺めもさることながら、吹き上げてくる風の爽やかさがひとしおだった。

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「下栗の里」駐車場とおそばやさん

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山肌にしがみつくように広がる集落、下は数百メートルの谷だ!

 今回の目的を果たしてあとは宿へ。天空の里からはだいぶ下って、遠山郷「いろりの宿 島畑」へ。大きな水車が目を引く宿だ。一日走った疲れを大きなお風呂で癒して夕食。目の前に並ぶのは鹿肉に猪鍋、ヤマメの塩焼きと、まさに山の幸。再会を祝い一日の疲れを癒して乾杯した。

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「いろりの宿 島畑」かつては小学校だった場所だという

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山の幸オンパレード、ヤマメはとても上品、右手黒っぽいのは鹿肉、コロッケも鹿肉入り

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猪鍋、肉は柔らかく、ややクセがあるのがまたいい

 山の宿のいちばんの贅沢は「静かな夜」、還暦オヤジライダーたちにはなによりのもてなしだ。飲み、食い、語って、あとは寝るだけ・・・こういうシンプルな旅がうれしい。さすがに一日走った疲れで全員爆睡!

 こちらの宿、気さくなご主人と「山肉」たっぷりの手作りの夕食、そしてとにかく静かな環境で、満ち足りた気分で朝までぐっすり眠った。そして楽しみな朝ごはんの時間。今朝も山の幸が並んだ。

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ヤマメの唐揚げ、これは絶品

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蜂の子(左)とイナゴ(右下)そして地蜂(右上)、まさに南信州の珍味

 ゆったりとした時間を過ごして出発、ここから群馬までは約250キロ、神戸までは300キロ以上、再会を約束してY.H氏と別れた。交通量の比較的少ない一般道を走るのも楽しい。帰路はついに高速を使わず、ほぼ250キロを下道だけで走りきってしまった。

 久々の遠出ツーリングでそれなりには疲れたものの、こんな時期にもかかわらず雨具の世話にならなかったのは日頃の「心がけの良さ」か?まったくラッキーだった。クルマの旅では味わえない生の風を感じ、ただひたすらに走ることだけを目的とする旅、それがバイク旅の醍醐味だ。しばらく忘れていたバイクの楽しさを思い出したHappyな夏のツーリングになった。

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矢筈トンネルは、日本一長い「無料のトンネル」だそうな

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トンネルに向かう道路はすごいループ、シュールな風景だ
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新春走り初め~高崎市新町・地獄ラーメン大勝園~ [バイク系]

それにしても、小生のような「たまにライダー」にとっては、バイクというものはなんとカネ食い虫なんだろうと思う。250ccを超えるバイクは四輪車と同様に2年にいっぺんの車検がある。経費は軽自動車より高いくらいだ。また、タイヤやバッテリーなどの消耗品も、需要が少ないからバカ高い。タイヤなどたいして大きいわけでもないのに1本2万円以上もするからばかげている。

更には任意保険などは四輪車より高い位だ。これはまったく納得がいかない。バイクは「事故率が高い」からというが、事故を起こしたときに相手に与える損害はどうみてもクルマの方が大きいはずだ。むしろ事故って痛い思いをするのは自分の方なので、自賠責のお世話にはならない。これはまったくいやがらせとしか思えない。

そんなこんなでけっこうな投資をして、小生などは年間の出動回数はわずかに20回かそこらだから、1回あたりいったいいくらにつくのだろう。オソロシイから計算はしないでおくことにする。まあこれも、ゴルフもギャンブルもぜんぜんやらない小生の、数少ない「趣味」だから仕方ないということにしておこう。

で、今年はちょっとは出動回数を増やして「モトをとろう」というわけで、新年早々の1月3日、バイクを引っぱりだしてみた。ちょうど年末年始のお休みで、職場のポストにたまりにたまっていると思われる新聞や郵送物を取り込みにいく都合があったので、ついでにひと回りしてくる作戦だ。

しかしこの時期のバイクはなかなか寒い。ただ走り回るのではいまいちモチベーションが上がらないので、昼食を兼ねてでかけることにした。小生にとってこの時期のバイクランチといえばアレ以外には考えられない。そう、高崎市新町の「地獄ラーメン」だ。久々に大辛のラーメンでポカポカになるのを楽しみに、本日の最高気温5度もなんのその、けっこう強い北風の中をバイクを走らせた。

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「大勝園」に行ってみると、もう午後2時を回っているというのに駐車場はいっぱいだ。店内に入ると、ふだんはあまり聞くことのない子どもたちの声がにぎやかだ。さすがにお正月、今日はこのお店もファミリーで混み合っているのだ。いつものカウンターに陣取り、「地獄ラーメン6丁目」を注文した。ちなみに地獄ラーメンは1丁目から8丁目まであり、6丁目は「地獄に落ちそうな目もくらむ辛さ」だそうだ。小生はこれまで5丁目止まりで、6丁目は初挑戦だ。待つことしばし、怖さ半分の6丁目がやってきた。

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地獄ラーメン6丁目 たしか780円 小生にはこれが限度かなー・・・

見た目ではいままで普通に食べていた4丁目とさほど変わらない印象だったが、ひとくちスープをすすってみると「うひゃ!こ、こ、これは違う・・・」というくらいのものだ。うーんこれはあったまりそうだ・・・と食べ始めたが、さすがに辛い。スープまで完食するころには額に汗が・・・。バイクで冷え切った体も十分に暖まった。

冬のバイクはなかなか乗り出すまでがたいへんで、つい敬遠しがちだ。特に手先・足先の冷たさはハンパではなく、小生はブーツの中に「鷹の爪」を1本ずつ入れて寒さ対策をしているくらいだ。しかし考えてみれば小生の住む群馬南部は晴れる日が多く、雪もほとんど降らない。積雪地のバイカーには申し訳ないほど恵まれた環境だ。今年は正月早々「走り初め」ができたので、この調子でバイクを積極的に活用してみようと思う。きっとエコにも少しはいいはずだ。

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信州伊那、ジャンボソースかつ丼ツーリング~伊那市「たけだ」~ [バイク系]

梅雨の只中の6月24日(日)、おやじライダースのツーリング当日がやってきた。今年は梅雨入り直後に台風の上陸もあったりして、けっこうよく降っている。「大丈夫だろうか?」とみんなが心配していた天気だったが、この時期にしては珍しい、絶好のツーリング日和となった。

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この日の目的地は信州伊那、以前のブログで「300gソースカツ丼」を予告している以上、「やっぱ、行くしかないですね」ということで、伊那に向かうことになった。集合場所は国道18号安中市五料(横川)のファミリーマート、集まったメンバーは総勢10名にのぼったが、それぞれに業務多忙な身、お見送りと途中下車各一名で、8名での伊那行きとなった。ルートは横川から軽井沢~佐久~白樺湖~茅野まで一般道、諏訪から中央道に乗り伊那まで約150キロの行程だ。これからボランティアに向かうV-Max氏に見送られて出発した。

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「うしろに付かれると『コワイ』」バイクを囲んで

「今日は暑くなりそう」との予報で、けっこう夏向きの支度で集合したメンバーだったが、群馬から峠を越え、軽井沢に入ると気温が一気に下がる。震えながら走り、長野県浅科あたりのコンビニで最初の休憩となった。ここでふと気がついたら、いっしょに出発したはずのBMWーRT1150氏の姿がない。メンバーに聞くと「ETCカードを忘れた!」とのことで、高崎市の自宅に取りに戻ったという。
「まあ、茅野あたりで合流できるでしょう・・・」と、仲間は至ってお気楽なものだ。心配しながらも出発し、白樺湖を横目に見ながら、無事茅野のコンビニに到着、なんとここで10分も待たずに「ETCカード氏」が現れた。一体どんな走りで松井田~高崎往復分の時間を取り返してきたのだろうか?恐れ入ってしまった。

ここからは諏訪I.Cで中央高速に乗り、めざす伊那I.Cまではほんのひと走りだ。NAVI搭載のBMW、T氏の先導で、迷うこともなく本日の目的地「たけだ」に到着した。実は今回の目的は300gソースかつ丼ではなく、各種ブログで高評価を得ていながらメンバーの誰もまだ食べたことのない「たけだ」の250gソースかつ丼に変更になったのだ。

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お店は町中の住宅街にある               入り口の表示に「やる気」を感じる

「たけだ」は住宅街のような一角にある、どちらかというと目立たないお店だ。しかし駐車場は広く、席も余裕がある。幸いまだ空いている時間に到着できたため、待つこともなく全員が座敷に落ち着くことができた。

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お座敷に加えて2階席もあるらしい

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メニューは「ジャンル別」、これは「カツ」メニュー

メニューを見ると「とんかつ」「ステーキ」「焼き肉」とまさに肉のオンパレードだ。どうやらここは「肉屋さん」のお店らしい。これはいやが上にも期待が高まろうというものだ。メンバーの多くが「ジャンボソースかつ丼(250g)」を注文。やや待っていよいよ待望のかつ丼が登場した。

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まったくかぶさらないフタだが、ちゃんと役割がある

「おおっ!」が第一声だった。分厚いカツがてんこもりのどんぶりに、形ばかり「ふた」がのっている。これは期待通りのボリュームだ。カツが目一杯のため、2切れほどを「ふた」に取ってからさっそくいただくことにする。う~ん、ジューシー!!分厚いけれどやわらかい!しつこないタレがいい!しゃきしゃきのキャベツもまたいい!150キロ走ってきた疲れが吹き飛ぶ充実感で、一気に完食した。

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ジャンボソースカツ丼1,290円也、さすがにお肉屋さん、脂身までおいしい!

大満足で本日の目的を達成し、あとは家路をたどるだけだ。バイクを停めた駐車場にはおかみさんが出てきて見送ってくれた。こういう心遣いもうれしいお店だ。

帰路はそれぞれの用事に合わせてそれぞれのルートで帰ることになった。小生は夕方の用事に間に合わせるために、中央道~長野道~上信越道と「遠回り高速コース」を選んだが、ここで問題発生。皆と別れるときに「更埴JCTはけっこう『やる』から気をつけて・・・」と言われていたにもかかわらず、上信越道の分岐を間違えて、逆方向に向かってしまうというドジを『やって』しまったのだ。結局長野IC出口でこっそりUターンさせていただきリカバリーしたが、ここでけっこうなタイムロス、結局「八ヶ岳経由下道コース」の皆さんとさほど変わらない時間がかかってしまったように思う。

まあいろいろあったが、梅雨時にもかかわらず天候に恵まれ、大満足のかつ丼に舌鼓を打ち、ふだんなかなか過ごせないバイクとの時間をたっぷりと楽しめた。久しぶりに日頃のあれこれにアタマを使うことを忘れて、とてもHappyな一日だった。

※「たけだ」のホームページは下のアドレスから。ただしメニューの値段が少し前のままのようです。
http://sagari-takeda.jugem.jp/
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GW大海老天丼ツーリング~新潟県長岡市・しょじょじ~ [バイク系]

GW大海老天丼ツーリング~長岡市・しょじょじ~
 
 しばらく冬眠していたおじさんライダースも、この時期になるとようやくもぞもぞと動き始める。今年は世間の人々並みにGWらしくおでかけしてみようということになった。お天気がやや不順な今年の大型連休だったが、計画した5月5日はピンポイントで好天に恵まれた。メンバー諸氏の日頃の「心がけ」がいかに良いかがわかろうというものだ。前日の雨が木々の緑を一層鮮やかに輝かせる朝9時、関越自動車道:赤城高原SAに集まったメンバーは14名。今年の「公式」走り初めとしてはまずまず、にぎやかなスタートとなった。

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集合場所でのバイク談義も楽しみのひとつ
 
めざすのは新潟県長岡市、越後岩塚駅近くの「しょじょじ」、このブログでも以前紹介したことのある、天丼で有名なお店だ。赤城高原SAから関越道を越後湯沢へ、一般道におりて国道・地方道で十日町へ、その後「仙田」の道の駅で小休止し、小国町から一路長岡へ・・・こう書くと簡単なようだが、地理不案内&方向音痴気味の小生にはもうどこをどう通ったのか、皆目見当がつかない。同じ道を帰ってみろといわれたら、1000%帰れないことに自信がある。

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「仙田」の道の駅で休憩、駐車場にはまだ除雪した雪が残っていた。
 
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今回はこんな「まぎらわしいバイク」や「なつかしいバイク(40歳以上?)」も参加
 
ともあれ、集合場所から2時間半ほどの行程で、無事めざす「しょじょじ」に到着した。お店は川沿いに走る道路に面し、住宅街の一角のようなところだ。まわりにこれといった商店もなく、「いきなり天丼屋がある」といった風情だ。小生たちが到着したのはまだ12時前だったが、お店にはいってみるとびっくり、既に満席となっていた。さすがに人気店、たいしたものだ。
 
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バイクは広い歩道に置かせていただいたが、裏に駐車場もあるらしい
 
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12時前にすでに満席!!
 
少し待つと、先のお客さんがだんだん引き上げはじめ、数人ずつ席に案内された。全員がが席に着けるまでの所要時間は30分位だったろうか。小生たちのテーブルでは全員が迷うことなく「大海老天丼」、以前ブログで紹介したものだが、そのとき小生は参加できなかったので、大いに期待が高まる。
待つことしばし、とても良い香りとともに「大海老天丼」がやってきた。
 
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「大海老天丼」1350円、満足感「大」
 
この天丼、でかい海老が3本載って迫力も満点なのだが、その香り、さくっとした揚がり方、天丼の味付けともに絶妙だ。小生の好みとすると柏崎の「ジャンボ海老天丼」よりこちらの方に軍配を上げたい。でかいだけじゃなく、天ぷらとしてうまいと思う。ちなみに大盛りを頼んだ仲間のは、別盛りで丼つゆのかかったごはんがついてきていた。
 
お店が混んでいたため、全員が食べ終わるまで1時間以上かかり、最初に席に着いたメンバーは外でゆっくりと「食休み」がてらのバイク談義に花を咲かせた。今日のツーリングの唯一の目的を果たし、ここからは安全に家路をたどるだけ。今回、帰路はそれぞれの用事などに応じてルートを決めることになり、ここでいったん解散となった。
 
小生は夕方から入っている用事のため、すぐ近くの長岡南スマートICから関越道を一気に戻ることにした。結局、途中の沼田ICから先はGW渋滞を避けて一般道で自宅に向かったため、所要時間は3時間半ほどを要することとなった。考えてみれば200キロを走って天丼を食べとんぼ返りというのも、なんとも芸のない話ではあるのだが、バイクでのおでかけはいつもこんなものだ。まあ、走っていること自体が楽しいバイクならではといえるかもしれない。
久々に日々のあれこれを忘れて「バイクとメシ」だけで過ごしたハッピーな1日だった。

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師走のおやじライダー~太田焼きそば:岩崎屋~ [バイク系]

 昨今の B級グルメブームで、群馬でもいくつか話題にのぼるメニューが登場してきた。桐生の「ソースカツ丼」などは昔から結構知られていたが、最近脚光を浴びているのは「太田やきそば」だ。なにしろ群馬県内では、近頃はスーパーにも「袋入り」がならんでいるくらいで、かなりポピュラーな品になっている。小生たち県西部(西毛)の住民にはいまいち馴染みが少なかった(太田は県東部、いわゆる『東毛』)が、これだけ有名になってくると「一度は食ってんべえ!」というわけで、師走の寒風をついてのおやじライダー出動となった。

 そもそも今回の「言い出しっぺ」は小生なのだが、12月中旬になってからというもの、脳梗塞で倒れてから入院療養していた妻の母の容体が思わしくなく、去る12月14日に永眠することとなった。7年間病気と闘ってきた義母も、仕事を辞めて看病をしてきた妻も、よくがんばったが、年令を重ねるに連れての体力の衰えは止めることができなかった。
 このためツーリングを予定していた12月18日(日)は告別式当日となり小生は参加がかなわなかったが、例によってグループ主宰者のO氏からミニレポートが届いたので、写真とともに紹介したい。

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 当日朝になって、BMWKがバッテリー上がりでかからない。スクーターも2回回って終わってしまった。そこで、スクーターにセルスターターをつないで、エンジンをかけ、もしもの場合に備えて、ブースターケーブルも持参して集合場所に向かった。

 集合場所の「サンピア高崎駐車場」に10分前につくと、なんと誰もいない。いつもの相方のSからも、風邪気味で不参加とのメール。これは一人で行くしかないか・・・と思っていると、続々とメンバーが到着、私はマジェスティ、久々のトライアンフ氏、BMWの1100RTと1150RT、Vマックス管理職とその部下FJR、バイク大尽Jさんの数多いコレクションの中から今日は新車のスズキ、以上総勢7名での出発となった。
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寒さなんのその!おやじライダース

 かねてチェックしていた有名店「岩崎屋」には11時半頃に到着。待たずに入れたが、その後はひっきりなしに客が訪れる。客の回転は速いが、駐車場や入り口は待ち状態。持ち帰りのみの客もかなりいた。
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岩崎屋の外観、食べログの「まっぱあ」さんhttp://u.tabelog.com/mapper/の記事より拝借しました。

 焼きそば大盛り(写真)で420円は安い。特盛りも520円でした(大盛りチャレンジャーFJRが食べた)。メニューに「初めての方は、小か中を」書いてあった。中でも、大盛りでもそんなに違うようには見えなかった。ちなみに最大級は「ギャル曽根盛り」値段はたしか1500円くらいだったが、一体どんな量なのだろう。
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大盛り焼きそば、評判通り「まっ黒」

 このやきそば、色は黒いが、食べてみるとさほどしつこくない。ウスターソースのほど良い酸味もあって、むしろあっさりしている。このためか1100RT氏曰く「食べはじめは感激したが、食べ終えるとインパクトがちょっと足りないかな」という感想もあった。 このお店はもちろんテイクアウトOK、そのため家族用にとおみやげを買うメンバーもいて、おいしいツーリングでした。
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 そんなわけで、今回が今年のツーリング納めとなった。「冬は夕立がないからむしろバイクにはいい季節」などという強がりをいうメンバーも居るが、大半が「中高年」のわがグループ、やっぱり寒さは骨身にしみる。やはり次回は春一番が吹く頃にしたいと思っている。
 ちなみにここしばらくごぶさたしていた下仁田町の自動車屋さんO氏から、ニューマシン取得のニュースが届いたので紹介しておきたい。
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BMWに替えて手に入れたスポーツスター883、とってもキレイ!

 近頃はすっかりBMW軍団の天下となっていたわがグループで、HDのメンバーが増えたのは嬉しい限りだ。来春のツーリングが一層楽しみになってきた。

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初冬の「わらじかつ丼」ツーリング~埼玉県小鹿野町「鹿の子」~ [バイク系]

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「鹿の子」のわらじかつ丼、800円也

 今年は11月の半ばを過ぎてもあまり寒くならず、まあそれは小生たち「ライダー」にとてはありがたいことなのだが、何となく拍子抜けしてしまうような気候だ。
 ツーリング好適地の信州方面の路面状態が心配になるこの季節、小生たちのグループのここ数年の恒例が、埼玉県小鹿野町への「わらじかつ丼」ツーリングだ。今年は例年とはちょっと気候が違うが、いちおう小生たちなりの季節の風物詩ということで、今年も決行することになった。

 前日の雨がウソのように上がった日曜日、高崎市吉井町のコンビニに集まったメンバーは7名、しかし、うち一名は集合している最中に急な仕事の連絡が入り、結局6名での小鹿野行となった。まっすぐ向かえば1時間半ほどの小鹿野町だが、今回はちょっと趣向を変えて、上信越道~関越道~圏央道経由、正丸峠の紅葉を愛でながら秩父から小鹿野へ入るという「遠回りコース」で向かうことになった。

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高坂SAで休憩、新型バイクが増えた

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遅ればせながら、小生のバイクもETC付(カバンみたいなケース!)

 さすがにまだ紅葉の季節だけあって、途中の正丸峠付近は観光のクルマが多く、「40km/h」走行を余儀なくされるような道路事情で、小鹿野町に到着したのはお昼を少々回る時刻となった。小生たちがよく訪れる「鹿の子」は、もともと割烹旅館だったようで、建物にはその雰囲気が感じられる。また駐車場も十分用意されているので、ライダーにはうれしいお店だ。この日も小生たちが到着した時には、すでに数台のバイクが停まっていた。

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鹿の子のお店、今は使われていない(らしい)入り口に、旅館の面影が

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お店は広くて明るい

 この日、小鹿野町では有名な「小鹿野歌舞伎」の催しがあるということで、お店もとても忙しそうだったが、さほど待つこともなく、全員が注文した「わらじカツ丼」が登場した。ここのかつ丼の特徴は、カリッと揚がった、しかし柔らかなカツと、さらっとしていて辛口のタレだ。小鹿野で有名なかつ丼といえばY屋さんだが、小生はしっとり系のY屋さんよりカリッとした「鹿の子」のわらじカツが好みだ。

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カツ一枚をフタに取って・・・わらじかつ丼の作法

 久しぶりの「わらじかつ丼」に満足した小生たちは、季節外れの暖かさの中を帰路についた。小鹿野~鬼石~藤岡と辿る最短コースでは、出発地点の高崎市吉井町のコンビニまで休憩なしでなんと1時間という早さだった。仕事も家庭もいろいろ多忙なおじさんライダーたちには、なかなかロングツーリングは難しい。ちょこっと走って、ちょっとおいしいものを食べて、早めに帰ってくる・・・そんな無理のないツーリングがいちばんのリフレッシュだ。今回は季節外れのお天気も味方してくれてハッピーな一日だった。

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4回目の幻~駒ヶ根ソースかつ丼ツーリング~ [バイク系]

 世の中には「縁がない」ものがあるのだなあ・・・としみじみ思う。「駒ヶ根ソースかつ丼」の話だ。
 
 秋の気配がだいぶ深まってきた10月16日(日)、おじさんライダースは何回目かの「駒ヶ根ソースかつ丼ツーリング」を決行した。小生にとってはたぶん4回目のチャンスだったので「今回こそは!」と楽しみにしていたのだが、やはり今回も「問屋が卸さなかった」。

 「駒ヶ根ソースかつ丼」断念の第1回目はたしか10年ほど前、前日に庭作業をしている最中にハチに刺され、グローブに手が入らないほどに腫れてしまったのだ。次の機会がなぜつぶれたのかしかとは覚えていないが、午後からの用事が入ってボツ、3回目もやはり用事で途中で駒ヶ根に向かう皆さんと別れたような次第だ。そして今回、前日の地区のお祭りで行った奉納神楽の片付けのために、断念することになってしまった。
 今回もツーリング主宰者O氏からのレポートと、参加者T氏からの写真が届いたので、なんとも悔しいが紹介したい。

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 早朝まで降っていた雨はあがったが、まだ路面はウェット気味だ。
 上信国境碓氷峠まで間もなくの松井田町のコンビニに集合したメンバーは8人、今回はハーレー部隊とホンダ・ヤマハ部隊の参加はなく、集まったのはBMWとDUCATI中心という珍しい構成となった。
 国道18号を一路長野方面へ、途中望月町あたりのセーブオンで最初の休憩。前回はここまでの間でメンバーの半分ほどが道に迷うという事態が発生したが、今回ははぐれてしまうひともなく、所要およそ一時間だった。

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抜けるような青空の下、田園の中ののどかなコンビニで休憩

 望月からは女神湖、白樺湖と順調に進み、そのまま茅野に下って二度目めの休憩、ここで目当ての駒ヶ根「玉竜飯店」に電話すると、「お客さまのおかけになった…」となっていた。とにかく行ってみようと言う事で、玉竜飯店に向かって見ると、心配した通り「やってない」。近くのおじさんが出てきて、「奥さんの具合が悪くなてっやめちゃった」とのことであった。そのおじさんにソースかつ丼をやっている「いわたや」を教えてもらい、乗り込むことになった。

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「いわたや」の外観

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ヒレのソースかつ丼

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ロースのソースかつ丼

 ・・・で、皆の感想はというと・・・「玉竜のレトロさが良かった」「(玉竜の)ふたが閉まらないボリュームが魅力だった」等々。いわたやは小鹿野の「鹿の子」のような感じのお店で、どちらかというと優等生的な感じだった。
 ともあれ、名物「駒ヶ根ソースかつ丼」を堪能し、帰りは高速で東部ICまで一直線。ここで解散となった。ちなみにDUCATI軍団は、高速を?百キロで走っていたとか・・・たしかに追い風で快適な走りを楽しめた帰路だった。
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 ところで、朝のお見送りだけでメンバーと別れた小生だが、お昼はすっかり「カツ」な気分になってしまい、よく訪れる「ららん藤岡」の「地獄ラーメン大勝園」のカツカレーをやっつけることにした。これはこれでなかなかのボリュームの逸品で、悔し紛れではあるが、まあハッピーなランチであった。

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大勝園のカツカレー 980円也
 
 まったく、4回も振られるとは、単なる偶然を超えて、むしろ「天の声」のような気がしてきた。しかしこうなるともう「駒ヶ根ソースかつ丼」は意地でもバイクで食べに行かなければならない「人生の目標」になった気がする。まあ、大きな楽しみが先に伸びたと思うことにしよう。
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越後路大天丼ツーリング~長岡市・しょじょじ~ [バイク系]

 記録的な暑さだったらしい6月が過ぎ7月に入った。今年の梅雨は、降ればゲリラ的な豪雨、照れば猛烈な暑さと、なんともメリハリが効き過ぎてカラダがついていくのが大変なことだ。そんな中、わが「おじさんライダース」は、7月2日(土)、見事に梅雨の晴れ間を縫って、越後長岡への「大エビ天丼」ツアーを決行した・・・といっても小生は、当日地域のボランティア的行事(いなかでは『おてんま』という!)の草刈りが入ってしまい、残念ながら断念することとなった。
 今回はツアー首謀者のO氏が写真と記事を寄せてくれたので、紹介しよう。

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 梅雨のまっただ中にしては恵まれた天気の7月2日(土)、8時過ぎに関越自動車道赤城高原SAに集合したメンバーは7名、前回の「つけめんツアー」に比べるとこじんまりとした編成となったが、蒸し暑い群馬を逃れて、一路長岡へと向かった。
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ラッキー!思ったよりいい天気

 今回のターゲットは長岡の「大エビ天丼」、お店の「しょじょじ」はすでに以前に下見を済ませてある。関越道を越後湯沢でおり、国道17号で十日町へ、国道252号から404号と、信号の少ない快適な一般道をつないで長岡手前の越後岩塚まで。3時間弱でめざすお店に到着した。
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「しょじょじ」はまだ比較的新しいお店

 「しょじょじ」http://www.syojoji.jp/は平成16年創業の天ぷら店で、その味はもちろんのこと、ボリュームや素材(フルーツやアイスもある!!)で人気のお店だ。どうやらご主人は長く東京の有名店で腕をふるっていたらしく、特に天丼は自信の一品らしい。今回は「天丼ツアー」なので、一人をのぞいて「大海老天丼」を注文した。
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見事なボリュームの大海老天丼1,350円也

 お待ちかねの天丼が到着。大半が大盛り(同じ値段なのだ!)を注文したのにペロリ。ひとりは大盛りで足らず、ご飯茶碗でたれかけご飯をおかわり。これもサービスだった。女将さん曰く「お米はここら辺のものを使っているので、おいしいでしょう。おかずなくても塩やたれでもおいしい」とのこと。まさに米どころのお店ならではの自信だ。

 今回もしっかり目的を果たして大満足のおじさんたち、帰りはかつて暮らしたことのある長岡に立ち寄る人や自宅まで高速まっしぐらで戻る人、はたまた途中から一般道で三国峠~大道峠のワインディングルートを攻める人と、それぞれ分散しての帰宅となった。各自の都合で参加できる気楽さが何より、また次回が楽しみだ。

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道の駅「せんだ」にて
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 うーん、残念、無念!参加できなかったツーリングほど魅力的に感じてしまう。次回はぜひとも・・・!(jmh)

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須坂「丸長」つけめんツーリング~志賀・菅平・北軽ハイランドルート~ [バイク系]

 例年より10日以上も早く梅雨がやってきてしまい、ライダーにとって「一年でいちばんいい季節」があっという間に終わってしまった。そんな中、梅雨の晴れ間が期待された6月4日、おじさんライダースは久々のツーリングを決行した。

 集合時間の8時より少し早く集合ポイントのコンビニに到着すると、すでにでっかいバイクが10台以上も・・・なにしろ今年なってからはじめて、ほんとに久々のツーリングなので、みんな「満を持してやってきた」という感じだ。結局出発時には総勢15名の大部隊になった。

 今回の目的地は長野県須坂市。例によって「食い物目当て」で、複数のメンバーが既に来たことがあるという「丸長食堂」の「つけめん」だ。まっすぐに向かうのは芸がないということで、集合場所の高崎市倉渕町から草津を抜け、志賀高原を越えて須坂に向かうというコースになった。

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でっかいバイクがこれだけ揃うと壮観

当日の天気予報ではかなり暑くなるということで、実際集合場所では陽が高くなるにつれて革ジャンが厳しい状態だったが、さすがに標高2000メートルの白根山~志賀高原ルートは路傍に雪が残り、ヘルメットに入ってくる風がひんやりとしている。下界ではうっとうしく感じた革ジャンがありがたかった。

志賀高原がスムースに通過できたため、目的地の丸長食堂には11時半頃に到着。さすがに人気の食堂も、まだ行列にはなっておらず、すんなりと店内に入ることができた。

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小布施から須坂に向かう国道沿いにある丸長食堂      店内は明るく、席数もたっぷりある

待つことしばし、いよいようわさのつけめんが登場した。

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チャーシューつけめん大盛りにもやしをプラス(1,250円也)

まず驚いたのはぞの麺の太さだ。もうこれはラーメンの域ではないのでは・・・まさにうどんだ。口に運んでみると見た目通りもっちり、しっかりとした麺は相当食べ応えがある。対するスープは醤油のあっさり味で、わずかに酸味がある。このため、小生のテーブルではみんな大盛り(麺2玉)を注文したが、最後まで飽きずに完食、しかしさすがに全部食べ終える頃には十分な満腹感を味わうこととなった。

須坂からの帰りは時間重視なら迷わず高速だが、今回は気候がいいということで菅平~北軽井沢~倉渕町という峠道ルートをとることになった。途中、一団が分割してしまったり、峠道で転倒バイクを目にしたりといろいろあったが、天候が崩れることもなく、絶好の条件で走りを楽しめた一日となった。
 予定よりも早い午後3時頃に、朝出発したコンビニに戻ってきたおじさんライダーたちは、忙中の閑を満喫してみんな満足そうな表情だ。ここでまた次回の再会を約束してそれぞれの帰途についた。みなさんお疲れ様でした。
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初冬のおじさんライダース~小鹿野わらじカツ丼ツーリング~ [バイク系]

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師走が目前になってきたが、まだ本格的な寒さにはちょっと間がありそうなこのごろ、穏やかなお天気に恵まれた11月28日(日)、おじさんライダースは今年の「走り納め」のつもりで出動することにした。めざすは埼玉県小鹿野町の「わらじカツ丼」、集合場所の高崎市吉井町からは、ゆっくり行っても2時間はかからない。まさにおじさんたちには程よい行程だ。

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目的地間近の吉田町「龍勢会館」で休憩

予定通り1時間半ほどで、小鹿野町に到着。この町は「バイクで町おこし」をうたっているだけあって、町営施設にもバイク用の駐車場が完備している。どこへ行っても邪魔にされることの方が多い(と思う)われらライダーには、なんともありがたいところだ。そうした施設の一つにバイクを停め、一路「安田屋」に向かった。
これまでも何度か小鹿野でわらじカツ丼を食べているが、今まではいつも「鹿の子」というお店におじゃましていた。今回は趣向を変えて「老舗」の安田屋に行ってみようということになったのだ。
5分ほど裏通りをキョロキョロしながら歩いて到着した「安田屋」は・・・

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・・・なんとまさに「フツーの家」だった。
お店の中はというと・・・

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「期待通り」の思いっきり庶民的な雰囲気で、決して広くはない店内は、わらじカツ丼目当ての人たちでいっぱいになっていた。
待つこと10分ほど、小生にとって初めての「元祖わらじカツ丼」がやってきた。

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なんでも、このあたりの人たちの正しい食べ方は、2枚あるカツの1枚をドンブリのフタにとり、1枚を酒の肴に、もう一枚で飯を食う・・・のだそうだ。

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正しいわらじカツ丼のレイアウト

肉は薄いがでっかいカツ2枚とけっこうな盛りのごはんで、近頃年のせいか食べる量が減ってきた小生などは、すっかりおなかいっぱいになってしまった。

帰路は小鹿野町~上野村~南牧村~下仁田町~富岡市と、まさに山道ルートのツーリングだったが、道は非常に良く整備されている。特に上野村~南牧村間は塩ノ沢トンネルの開通で、劇的に「近くなった」感じがする。小鹿野を出てからわずか1時間で、南牧村の「村の駅 オアシスなんもく」に到着してしまった。

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「村の駅 オアシスなんもく」にて 午後の陽ざしはもう冬の色だ

ゆっくり集まって、ちょっと走って、おいしいものを食べて、早めに帰宅・・・体力も、家庭生活もなかなか無理のきかない「おじさん」たちにとって、ちょうど良く楽しめたハッピーな一日だった。
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