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幻の「駒ヶ根ソースカツ丼」ツーリング~Part2~ [バイク系]

 今回のツーリングの首謀者O氏から写真が届いたので、第2弾を掲載したい。まずはお店の様子から。

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玉龍飯店の様子はこんな感じ。飯店というと中華料理店のようだが、むしろ 古き良き「食堂」という雰囲気だ。場所は街中で、あまりわかりやすくはないらしい。

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お店の中の写真、かなりユニーク…を通り越して、びっくりだ!混然一体とした中に、サンプルのカツ丼が光っている。

今回も小生の胃袋におさまることを拒んだこれがソースカツ丼の現物。少々ピントが甘いが、カツの厚さがよくわかる。これもびっくり仰天のサイズで、どうも小生には歯が立たないかも…。

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ここらでちょっとバイクの話題を。
前の記事で、思いっきり白バイなバイクを紹介したが、今回は実はこんなバイクも参加してくれた。

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ホンダVFR1200F

こうみるとフツーのきれいなバイクだが、どっこいこれは、二輪車用としては世界初の有段式自動変速機(デュアル・クラッチ・トランスミッション)搭載のハイテクバイクなのだ。
小生も話には聞いていたが、実車を見るのははじめて、他のメンバーの多くも同様で、まわりを取り巻いたメンバーたちから「オーッ!」とか「ナント!」とか感嘆の声が上がっていた。

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上は、左のグリップまわり。なんとクラッチレバーがない。かわりに「+(プラス)」と「-(マイナス)」のスイッチがついていて、これを操作することによりマニュアルシフトチェンジが行えるらしい。
もちろんフルオートモードでは、アクセル操作のみで自動的に変速が可能だという。

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…ということなので、ステップ付近には当然シフトペダルもないのだが、見た目にはやはり「何かが足りない」感じがする。

今回、小生は途中帰りという慌ただしい参加だったため、オーナー氏とゆっくり話もできなかったので、「乗った感じ」をきいていないのだが、想像するだけでもラクチンな感じがする。特に小生のように、スポーツスターの超重いクラッチと最近落ちてきた握力の相乗効果で苦しんでいる身には、とっても魅力的に思える。

このオーナー氏だけでなく、メンバー諸氏のバイクに賭ける情熱にはなみなみならぬものがあり、ろくに洗車もしないような、いいかげんライダーの小生などは恥ずかしくなってしまう。ともあれ、バイクも着実に進化を遂げている昨今、「乗ることのつらさ」を「味」などと言って粋がるのは、もうそろそろ考え直した方がいいのかな…などと考えてしまった。
※写真を提供してくれたOさん、忙しい中ありがとうございました。

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幻の「駒ヶ根ソースカツ丼」 ツーリング [バイク系]

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 バイク乗りにとって、本当に気持ちよく乗れる日は、一年のうちにもそんなにはない。極端に言えば、春に2~3日、秋にもそのくらい、要するに一年中でも「ひとけた」くらいの日数しかないのではないかと思う。まあこれは、週末しかバイクにさわれないウィークエンドライダーの話で「毎日が日曜日」の熟年「リタイヤ組」のみなさんは、平日のナイスな日を楽しめるわけだ。だんだんそういう身分がうらやましく、かつ間近になってきている。もうちょっとだ!

 さて、小生の「先のこと」はどうでも良いのだが、今日11月7日(日)は絶好のバイク日和だった。このチャンスに小生たちのおじさんライダーチームも出動と相成った。めざすは信州駒ヶ根、目的は言わずと知れた「ソースカツ丼」だ。実はこのソースカツ丼、小生にはなぜか縁が薄くて、過去2回、「駒ヶ根に行くぞ!」と声がかかると、必ず何かの用事が入って、参加できなかったのだ。

 果たして今回、なんと前日になって、地元でやっている伝統芸能関係者の病気見舞いに行くことになってしまった。またしても今度も「駒ヶ根ソースカツ丼」にお目にかかることは叶わなかった。どうも小生とはよほど相性が悪いらしい。

 しかし、あまりにも悔しいので、とりあえず群馬県松井田町の集合場所から、駒ヶ根に向かう途中まで、メンバーとご一緒することにした。今回はメンバーも多く集まり、にぎやかなツーリングになった。
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おじさんバイク軍団。いずれも1,000ccオーバーのいわゆるリッターバイクだ。「つるんで」走るとそれなりの迫力。

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中にはこんな国家権力的なバイクも…これってまんまハイウェイパトロール?!

途中帰りした小生に、昼食時に届いた写真がこれだ!「駒ヶ根ソースカツ丼」われらがメンバーが下見まで行って決めたお店だけあって、ボリュームは満点。トンカツの厚さは3cmはあろうかというパワフルさだ。
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玉龍飯店のソースカツ丼1,000円、他にさくらカツ丼(馬肉)もあるという

 こう何度も運に恵まれないと、逆に「何としても食さねば!」という気になってくる。今どきは「お取り寄せグルメ」で日本中の「おいしいもの」が手に入るご時世だが、こういうものに関してはやっぱり、苦労してでかけて現地で食べなければと思う。小生にとって「幻のソースカツ丼」とめぐり会える日はいつのことだろうか。 
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柏崎ジャンボエビフライツーリング2010 [バイク系]

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 今年の「大型連休」は、平日ではなかなかキリのつかない仕事のリカバリーに加えて、地域自治体の民俗芸能関係のイベントがあったり、稲作農家の団体である「水利組合」の「おてんま」(奉仕作業)が入ったりで、まさに「虫食い」状態で過ごすことになった。 そんな合間を縫って、関係方面(つまり家族だが!)のご理解を得て、バイクのおでかけを1日確保できたことは幸運だった。

 小生に限らず、いい年をしてバイクにうつつを抜かしている諸氏は、皆、多かれ少なかれ、家族の冷たい視線にさらされているようだ。まあそれはそうかなとは思う。何しろ大型バイクという代物は、維持費はクルマ並みにかかるが家庭的には何の役にも立たない。おまけに乗り出す機会も「めったにない」という、なんともムダな道具なのだから。小生などはこの「『ムダさ』に価値がある」などとうそぶいて、家人のヒンシュクを買っているのだが、こういうムダこそがなかなか思うようにいかない「オンタイム」のストレスを消し去ってくれるツールだと信じている。「ムダをムダと思うなかれ」である。

 さて、今回のおでかけは、これまでのGWツーリングの定番、「柏崎ジャンボエビフライツアー」と相成った。集まったメンバーは総勢10人、絶好の天気の中、関越自動車道を一路日本海をめざした。
 目的地は柏崎市の海沿いの食堂「とみや」、このお店、近年はネットでもよく紹介されているようで、地元のお客さんに加えて小生たちのような遠来のファンも多く、休日はいつも混んでいる。今回もGWのまっただ中ということもあり、混雑が予想されたので、何とか正午前には到着できる見通しで行動したのだが、お店に着いたのはほぼ正午、すでに駐車場はいっぱいで、お店の人気の程を知ることとなった。

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正午、すでにお店の前はお客さんでいっぱい

この段階で空き待ちの順番はなんと「20番目」こりゃどうも1時間はかかるな・・・と覚悟して、バイク談義で時間をつぶすことにする。
 予想通り約1時間後にめでたく席が確保でき店内へ。これだけ待つといやが上にも空腹感は高まる。みな「ジャンボ・・・」を注文ししたことは言うまでもない。

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小生が注文したのは「ジャンボえび天丼」エビが大きすぎるためか、開いて揚げてある

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こちらは「ジャンボエビフライ」比較物がないのでわかりにくいが、30センチ近くはありそう

 「バイクに乗ると妙に腹が減る」ことは確かなのだが、それにしてもここのジャンボのボリュームには脱帽、年々トシを重ねてついに平均年令約50歳となってしまった小生たちには、満足感を通り越していささか「荷が重い」状態になってしまったことがくやしい。

 ともあれ、無事目的を達成して、あとはひたすら帰路につくのみ。折からのGW後半の渋滞を避けるべく、下道迂回や峠越えをくり返して家に到着した頃には、もう日もとっぷりと暮れていた。エビフライを食べに往復450キロを走ってきたとは、まあ考えようによっては大変なムダだが、こんなムダが明日のエネルギーの源になってくれると信じて疑わない小生の、Happyな一日だった。

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いっしょに過ごしたバイクたち [バイク系]

 バイクとのつきあいが、もうかれこれ40年近くになってしまった。思えば、いつも何かしらバイクが、ボクのページのひとこまを占めていたように思う。「振り返る」ことをあまりしないボクだが、バイクについてはある意味ひとつの頂点にのぼり詰めた感のあるこのあたりで、ちょっと思い出にひたってみるのも良いのでは・・・そんな思いで、ボクといっしょに過ごしたバイクたちを紹介したいと思う。

【ホンダスポーツカブ50】
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 ボクとバイクの出会いは、この1台だった。当時父が通勤に使っていたバイクが、16歳の誕生日を待ちかねて原付免許を取得したボクの第1号車となった。
 しかしこのバイクとのつき合いは、本当に短かった。というのは、これでクラッチ操作をはじめとするバイク運転の基本をマスターしたボクは、2ヶ月後には本命の自動二輪免許取得を取得していたからだ。

【ホンダドリームCL72】
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 めでたく2回目の挑戦(※1)で自動二輪免許をゲットしたボクの、愛車となったのは、当時すでに「Q車」となっていたCL72だった。250ccのこのバイク、今もマニアの間で人気が高く、目玉が飛び出るような値段で取引されている。「ああ、今あれを持っていたらなあ」などと思うのだがそれはかなわない。なにしろ二輪免許を取ってわずか1週間目に、ボクの無謀運転が原因で、バイク同士の衝突事故を引き起こし、致命的なダメージを受けてしまったのだ。ちなみに無届けの通学帰りだったため、警察に加えて高校からも大目玉をくってしまった。
(※1)当時はバイクの教習所などなかった。みんな前橋で「一発勝負」手前味噌だが、「2回」はけっこうご立派!

【ホンダスーパーカブ70】
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 ボクの大学生活と切っても切れないのが、この「日本の名車」だ。家から下宿への引っ越しも、下宿から下宿への引っ越しも、ぜんぶこれで済ませたものだ。衣装ロッカーまでくくりつけて走れたのも昔ならでは。いまなら直ちにおまわりさんに見とがめられることだろう。そういえば真冬、下宿から銭湯へよく仲間と二人乗りで通ったっけ。ヘルメットをかぶらなくても良かった当時、帰ってくると「神田川」じゃないが、髪の毛が「バリバリ」になっていた。

【ヤマハXS400スペシャル】
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 勤めるようになって、最初に手に入れたのがこのバイクだった。折しもアメリカンバイクの全盛期。直立2気筒エンジンに段付シート、プルバックのハンドルというスタイルは、今見てもなかなか「いい感じ」だ。ちなみにこの頃のバイク乗りの「いでたち」は何と言っても「つなぎ」。革製が買えなかったボクは、米軍払い下げのオリーブグリーンのやつで粋がっていた。

【ヤマハベルーガ80】
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 「所帯持ち」となって、車検付きバイクの維持が難しくなってきた頃、世にスクーターブームがやってきた。それまでスクーターといえば「おじいさんの乗り物」のように扱われていたが、この頃各社から発売されたそれは、斬新なデザインと手軽さで、各々個性を競い合っていた。いわばスクーターのニューウェーブだった。ボクはベルーガのシャープなデザインがえらく気に入っていたが、所詮2サイクルの80cc、体重80キロのボクを運ぶのはツライものがあった。

【ヤマハブロンコ】
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 手軽で便利ではあるが、面白みのないスクーターに飽きてきた頃発売されたのが、ひと昔前にもあったこの「スクランブラー」というジャンルのバイクだ。225ccという手頃な大きさとバリバリのオフロードとは違うちょっとレトロでシンプルなデザインに、ひと目見るなり気に入ってしまった。「やっぱりクラッチ付はいいなあ」と喜々として乗っていたが、だんだんまわりの仲間の「大排気量化」が進行し、ツーリングで「ついて行けなく」なってしまった。こうしてボクもいよいよ「リッターバイク」の世界へと近づいていくことになる。

【ハーレーダビッドソンスポーツスターXL1200S】
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 「ハーレー」はバイク乗りのあこがれとよく言われる。しかしそれはたいがいあの「巨大な」ヤツのことをさしているのだと思う。このスポーツスターは、驚くほどスリムで「小振り」だ。知らなければ400ccくらいにしか見えないだろう。まあ排気量なりの重さはあるが、それにしても「とりまわし」は大きなハーレーの比ではない。ともあれ一応「ハーレー乗り」となって、もう10年になった。昨今は「寄る年波」でこの目方さえも辛くなってしまい、そろそろ「ダウンサイジング」を考えるようになってきた。しかし、手放すときは安く、買うときは高いのがバイクの宿命、なかなか「ふんぎり」と「資金繰り」がつかずに現在に至っている。

 まあ、これから「小さいヤツ」に変わったりするのかもしれないが、きっとバイクとの縁は切れないだろう。それは、他のものでは味わえない楽しさを知ってしまった人間の宿命みたいなものだ。  

※写真は1枚を除きネット上のサイトから拝借しました。何卒ご容赦くださいますようお願いいたします
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真冬のライダー~「寒波粉砕」小鹿野ツーリング~ [バイク系]

師走ももう下旬となり、そろそろ「年の瀬」という言葉がふさわしい頃となってきたが、ここへ来て本格的な寒波の到来と相成った。12月に入っても暖かく「今年も暖冬かな、やっぱ温暖化だからな」などと思っていた上に、数年来わりあい暖かな年末を過ごしてきただけに、さすがにこの寒さは骨身にこたえる。

そんな中、われらがおじさんバイク隊は、果敢にも「寒波粉砕!年末ツーリング」を決行した。決行日は折りもおり、寒波滞留の真っ最中の12月20日(日)、高崎市集合で目的地は埼玉県小鹿野町とした。小鹿野町へはこれまでも数度、メンバーの同級生が経営する食事処「鹿の子」の「わらじカツ丼」目当てのツーリングをしてきたが、今回は、それに加えて「小鹿野バイクの森」見学というゴーカ版だ。なんでも小鹿野町は、「バイクによる町おこし」を進めているとのこと、こんな町が増えてくれるとうれしい限りだ。

さて、当日、この寒さの中いったい何人が集まるかと心配していたら、なんと7人のおじさんたちが現れた。まったく「病膏肓に入る」とはこういうことかとも思う。

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このメンバーでまず向かったのは「小鹿野バイクの森」ここは閉鎖した温泉センター(?)を模様替えして、主に欧米のビンテージバイクを中心に展示している施設だ。ふだん本の中でしか出会えないバイクが、すばらしい保存状態の実車で見られることはすばらしい。ただ、できることなら国産のいわゆる「旧車」の展示もあると、懐かしい気分が更に高まると思う。

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展示の中でいちばん心を引かれた「NSU」、このまま今売り出しても通用するデザインだと思う。

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日本の「名車」陸王も展示されていた。どうみてもハーレーダビッドソンだ。いま中国が各国の「フェイク車」を生産していると批判されたりしているが、日本にもこういう時代があったわけだ。

見学のあとのお昼は、おきまりの「鹿の子」の「わらじカツ丼」だ。でっかいカツ2枚はいつもの通りだが、中身の豚肉は一層柔らかく、以前よりボリューム感も増しているように感じた。「ライダー膳」などのメニューも設け、バイク乗りを意識して町おこしに取り組んでいるだけあって、「寒いでしょうから・・・」と、ひとり1枚の「貼るカイロ」のサービスまでしていただいたのにはカンゲキした。

充実のランチを済ませ、あとは帰るのみ。いつもならちょっと遠回りをして帰るところだが、さすがにこの時期は寒い上に日暮れも早い。おとなしく往路をそのまま戻ることにしたが、ここでトラブル発生。小生のバイクが峠道の下りで「パンク」してしまったのだ。修理ができそうなお店まではまだだいぶ距離がありそうな場所で、困り果ててしまったが、幸いにもメンバーのひとりが「瞬間パンク修理剤」を持っていたため、事なきを得た。まさに「備えあれば憂いなし」「地獄で仏」とはこのことだと実感した。
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「命の恩人」瞬間パンク修理剤、これからは常に携行することにする。

背中にカイロを2枚貼ったり、ブーツの先端に「鷹の爪」を仕込んだりと、なかなか「おおごと」な冬のツーリング、おまけにクルマ、バイクを問わず忘れるほど経験しなかったパンクというおまけまでついてしまったが、いい仲間たちと楽しく走り、おいしいものを食べて、いい時間を過ごす、窮屈な日常を忘れてささやかな自由を感じられたHappyな一日だった。
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柏崎ジャンボえび天丼ツアー [バイク系]

 GWまでの1ヶ月は、人事異動で仕事が変わったこともあり、まったくあっという間に過ぎてしまった。ふと顔を上げたら、GWになっていた・・・という感じだった。この季節になるとわれわれ「バイカー」はじっとしてはいられない。なにせ、バイクで走って気持ちのいい時季は、驚くほど少ないのだ。具体的には4月下旬から5月中、そして秋の10月頃の天気のいい日が、小生にとってのベストバイクシーズンだ。

 そんなわけで、いつものおじさんライダーご一行も「ちょっとでかけてみようか」ということになった。しかしながらメンバーそれぞれに忙しい身、40歳代後半から50代前半の「働き盛り」である。調整の末、5月5日の「こどもの日」に決行することになった。めざすは、新潟は柏崎、例によってたべもので釣らないと人が集まらないので、以前2回ほど行ったことのある「ジャンボえびフライ」の「とみ家」を目的地に定めた。

 当日の天気は、それまでの長期予報とはうらはらに、朝からの小雨模様、おそらくメンバーの多くが「どうしようか」とためらうような空模様だ。しかし小生は「こんな日になにも・・・」というような家人の表情を尻目に、元気よく「じゃ、いってきまーーす!!」と出発した。というのは、この日小生の関西の友人が仲間を伴って柏崎までやってくることになっているのだ。男の約束である。今日はどうしても「柏崎でえびフライ」を食べなければならない。

 高崎IC近くの集合場所には続々と仲間が集まってきた。みんなさほど空模様を気にしていない様子、なかには「カッパ」を持たずに来たメンバーもいる始末で、ひさびさのツーリングはさすがに気合いが入っている。結局高崎を出発したメンバーは8名、関越自動車道で一路柏崎をめざした。

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関越道谷川岳PAにて、今にも降り出しそうな空模様

 途中、雨雲を気にしながらも、「カッパ」のお世話にならず、柏崎に到着。無事関西からの2名と合流して、めあての「とみ家」へ。2年ぶりに訪れたお店はすっかり大きく、綺麗になり、駐車場や周辺もなんだか「見晴らし」が良くなっている。これはもしかすると、中越地震の影響ではないかと思われた。到着した11時半には、店はすでに満席。たいへんな人気だ。

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とみ家前、行列待ちの間も、バイク談義に花が咲く

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これが「ジャンボえび天丼」

「とみ家」といえば、「ジャンボえび○○」。今回はメンバーのほとんどが「えび天丼」を注文した。ここのえび天丼、えびのあまりの大きさに「開き」になって揚げてある。それが2本。文句なしの「ジャンボ」で、これで1500円は納得だ。関西の仲間は、神戸と奈良からなんと500キロ以上を走ってやってきた。二人とも大満足のランチと仲間との交流で、つかの間疲れを忘れてくれたようだった。

 大行列の店でランチをすませて店を出ると、雨雲は一層厚くなってきている様子。早々に柏崎をあとにした。海沿いに南下するルートは、晴れていれば気持ちの良い道だが、今日は海も空も灰色にくすんでいる。群馬では見られない海には名残惜しいが別れを告げ、上信越道・妙高ICへ、相変わらずのアヤシイ天気の中、帰路についた。

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上信越道黒姫PAにて、相変わらず雲がたれ込めている。

 常に雲行きを気にしながらのデイツーリングだったが、季節を感じ、風とともに過ごした1日だった。バイクでの遠出は日頃のストレスを忘れさせてくれる。それはバイクに跨った瞬間から、「走る」ことがすべてになるからなのだと小生は思う。仕事のことや世の中のことから逃げることはできないが、ときにそれらを忘れさせてくれるひとときもあっていいと思う。そんな時間の過ごし方を知っている小生たちは、ささやかに「Happy」なのだと思う。

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帰路のメンバー。右端のH氏はHONDA・X4改を駆って、えび天丼のために550キロを走ってきた。
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小鹿野「わらじカツ丼」ツーリング [バイク系]

年度末・始の危機的な多忙状態もやや峠を越えて、ちょっとホッとしたところ、しかも週末が穏やかな天気らしい・・・となれば、誰からともなく「ちょっとバイクででかけてみない?」・・・というわけで、埼玉県は小鹿野町へ「わらじカツ丼」を食べに行く事になりました。
急に決まったツーリングなので、今回は不良中高年の少数精鋭が揃いました。

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今回の不良中年諸氏

途中ちょっと寄り道して、長瀞の桜を見物。もうあちこちで散り始めてしまった桜もここではまさに満開で、2キロにも及ぶ桜のトンネルをゆっくり流していると「あ~、春なんだな~」と、しばらく忘れていた季節感を取り戻した気がしました。さすがに日曜日とあって、大変な人出でした。


満開のサクラの下で

小鹿野町に到着したのはちょうどお昼頃。めざすお店「鹿の子」は街中の閑静な一角にありました。実は今回「小鹿野行き」を強く主張したのは小生。実はこれまでにも2度、「わらじカツ丼ツーリング」を行っているのですが、なんの因果か、小生はその度にトラブルに見舞われて、2度とも参加できなかったのです。

その1回目は、前日に庭木の剪定をしていて「地バチ」に刺され、ハンドルが握れないほど腕が腫れてしまったため、そしてもう一回は、朝集合場所に向かう前に給油をしておこうと、ガソリンスタンドに立ち寄ったところ、そこでエンジンが全くかからなくなってしまい、あえなく参加断念・・・というわけで、小生にとっては「幻のわらじカツ丼」だったのです。

「鹿の子」の店主氏は、今回も同行するメンバーの大学時代の友人とのことで、久々の再会に話の花を咲かせていました。
待つ事しばし、いよいよ我が愛しの「わらじカツ丼」登場です。ジャ~~ン!!


「お~~、これか!」ドンブリの中には大きなカツが2枚、重なって入っています。それ以外には何もなし。極めてシンプルなカツ丼です。
バイクに乗ると妙に空腹になるのはいつもの通りで、早速「ガブリッ」と揚げたてのカツにかぶりつきました。

見た目以上にボリュームのあるカツですが、脂身のほとんどない肉はとても軟らかく、醤油ベースの味付けはとてもさっぱりしていて、しかも熱々の揚げたて・・・とくれば、文句のつけようはありません。4人ともあっという間に平らげてしまいました。特に小生は「3度目の正直」が実現して、この上なく満足したツーリングランチでした。

初めて訪れた小鹿野町は、山に囲まれた静かな街でした。こういう、いい意味での「田舎町」が、今この国からどんどんなくなっています。大きなお店や、便利な施設、おしゃれなデパートがあることよりも、人とのふれあいの中で毎日を心地よく暮らしていける・・・そんな「身の丈に合った」田舎町が小生は好きです。この街には「きっとまた来よう」と思いました。もちろん最大の目当ては「鹿の子」の「わらじカツ丼」であることは言うまでもありませんが・・・。


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えびふらい! [バイク系]


久々にバイクで遠出してみました。
お天気はサイコー、まだ雪の残る山々の眺めを楽しみながら、関越道から柏崎をめざしました。
今日の目当ては「ジャンボエビフライ」、このために神戸から550キロ走ってきたハヤブサ乗りのH氏とも無事合流して、市内中心部からは少しはずれた場所にある食事処「とみ家」に乗り込みました。

ジャーン!!登場したエビフライは期待を上回るジャンボさ。「エビ天丼」(リンクのOPIさんのBlogで見てね!)を注文した仲間もいましたが、こちらはエビのあまりの大きさ故か、なんと「開いて」揚げてあり、どちらも大満足のボリュームでした。
帰路は日本海を眺めをちょっぴり楽しんで南下、上越市から上信越道経由で帰ってきました。走行距離400キロオーバー、今夜は群馬泊まりのH氏(写真中央の白ジャケットの人物)に至ってはなんと750キロのロングツーリングになりましたが、「ナビ付き」BMWのT氏のおかげでルート選択もばっちりで、ホントに気持ちよく走れました。

ふだんはなかなか予定が合わないメンバーですが、今回はGWの最中ということもあってにぎやかに集まれました。いい天気とおいしいゴハンといい仲間に恵まれてサイコーにHappyな一日でした。


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2006-01-15 [バイク系]

例年にない寒さの中で迎えた新年でしたが、お正月が半分過ぎたと思ったら、今日はまた「一体どうしたのか?」と思う暖かさ。やっぱり気象はちょっと異常みたいです。
こんないい天気に休日出勤とは、悔しい限りで、あちこちですれ違うバイカーの喜々とした姿がなんとも恨めしく、Happyなブログの初っぱなからUnhappyな気分でありました。
来週は乗るぞ!どうかいい天気でありますように。


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