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フィンランドへ行ってみた!~その3 ヘルシンキ市内&スオメンリンナ島~ [紀行系]

 タリンツアーでお世話になったガイドのHIDEさんに、市内の見どころを教えていただいたので、翌日早速行ってみることにした。また、行ってみたいと思っていた世界遺産「スオメンリンナ島」については、現地に詳しいHIDEさんならではの情報をいただいたので、こちらもとても楽しみだ。
 まずはしっかりホテルで朝の腹ごしらえをして出発した。

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ホテルの朝食、特にハム・ソーセージ・チーズがおいしかった。名物のシナモンロールやカレリアパイも毎日用意されていた。

 ヘルシンキの観光は「デイチケット」が便利だ。この1枚で近郊の列車、地下鉄、トラムそしてスオメンリンナ島への船まで乗れる。駅のキオスクで購入したが、3日分で17ユーロほど、とってもリーズナブルだ。

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デイチケット、最初に乗った交通機関で1回だけ機械にかざすのみ。あとは持っているだけでいい!

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ヘルシンキ中央駅、どこへ行くにもここが起点となる

 最初に訪れたのはテンペリアウキオ教会。ここは「岩の教会」として有名だ。住宅街にある大きな岩をくりぬいた中に造られているが、上部の側面にガラスがはめ込まれているため、自然光が入るので内部は明るい。教会内壁はくりぬいた岩盤がそのまま使われていて、音響効果が優れているいるので、コンサートホールとしても利用されるのだという。小生たちが訪れた朝は、パイプオルガンの演奏が行われていた。

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「岩の教会」の内部

 「岩の教会」はとても人気のある観光スポットで、小生たちが見学している間にも次々と大型バスが到着し、観光客でいっぱいになってしまった。こちらでも最近は中国からの観光客が激増しているのだという。
 混雑を逃れるように次に向かったのは「シベリウス公園」ここはフィンランドの作曲家シベリウスの業績を記念して作られた公園で、パイプオルガンをイメージしたモニュメントとシベリウスのレリーフがある。付近は住宅街で、そこかしこに公園が整備されている。うらやましい環境だ。

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公園への道も公園の中

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パイプオルガンをイメージしたモニュメント

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シベリウスのレリーフ、ちょっと民進党岡田代表に似てるかも・・・。

 シベリウス公園は静かな入り江に面している。ヨットハーバーやかわいいカフェがあった。

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「カフェレガッタ」人気のお店らしく、お客さんがいっぱいで入れなかった。

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入り口では、ちゃんとムーミンがお出迎え

 今日の分の市内観光はこれで切り上げて、フィンランドブランド「マリメッコ」のアウトレットに行ってみることにした。このお店は市内中心部からけっこう離れた郊外の、工業団地か問屋町か・・・という雰囲気の場所にあった。HIDEさんに道順を教わっていたのでたどり着けたが、そうでなかったら断念していたかもしれない。

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マリメッコアウトレットへは地下鉄で

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マリメッコ本社到着、至って飾り気がない

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店内もやっぱりかなりあっさりしている

 連れのお楽しみのアウトレットショッピングを楽しんだので、今回の旅のもうひとつの目玉、世界遺産「スオメンリンナ島」に向かった。ここへは、HIDEさんから「珍しいものがみられる」というアドバイスをいただいていたので、時間を合わせて行ってみた。

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スオメンリンナへの船は「カウッパトリ市場」の船着き場から出航する。市場はこの賑わいだ

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たくさんの遊覧船の乗り場の奥でやっとみつけたスオメンリンナ行きの船、けっこう大きい

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出港すると港の観覧車とウスペンスキー寺院が一望できる

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わずか15分ほどでスオメンリンナ島到着、ヘルシンキ行きの船が出航を待っていた

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さすがにこのアングルでは撮れない!!海上からみたスオメンリンナ要塞、Wikipedia様より拝借しました

スオメンリンナ要塞は、ヘルシンキ市内の6つの島の上に作られた海防要塞で。ユネスコの世界遺産に登録されている。18世紀にロシア帝国からの守りを目的として建設されたが、そのごロシアに占領されたり、クリミア戦争で英・仏軍の砲撃にあって破壊されたりという歴史をたどって、現在は世界遺産に登録されている。

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この門をくぐって島内へ

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かわいい郵便局、島内に住んでいる人もいるのだ

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きれいな入り江、泳いでいる人もいるが、気温は20度前後!

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海上要塞らしい風景になった

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大砲もあちこちにそのまま置いてある

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城壁から海上ににらみを効かせる

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要塞の敷地内で「韓国剣法」のイベントが行われていた

 スオメンリンナ島の付近にはたくさんの島がある。となりの島とはごく僅かな距離しか離れていないのだが、HIDEさんから教わった「珍しいもの」はこの場所でみられるのだ。そろそろ時間だ。

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ヨットやボートが行き交う狭い水道だが・・・

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遠くに白い船が・・・

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船の姿はどんどん大きくなって・・・

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目の前の島との間の狭い空間に割り込んできた。船の乗客の手を振る姿も見える

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狭い水道を通り抜けた船は、バルト海に出て行った

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 この大きな船は、ヘルシンキとスウェーデンのストックホルムを結ぶ定期船で、毎日決まった時間にここを通り抜けていくのだという。圧巻のスケールだった。これはさすがに通常ののツアーコースには入らない珍しい景色だろう。すっかり満足して、船着き場に向かった。

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島の船着き場近くでの1枚、なんとなく心ひかれる風景だった 

 スオメンリンナ島から戻るともう夕刻だった。お店を見たりしてあてもなく歩いていると、中央駅近くのビルの中に中華料理店を発見。考えてみると今日はちゃんとしたお昼を食べていなかったことを思い出し、さっそく寄ってみることにした。パンに飽きてくると妙に中華料理が食べたくなる。

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 注文したのは野菜炒めとやきそば、実はもう1品たのもうとしたら「そんなに食べられないから2つにしたほうがいい」と言われた。実際ボリュームたっぷりで、親切なお店だった。
 すっかりおなかも満ち足りて、中央駅付近に戻ったのは午後8時頃。それなのにこの明るさでレストランも大賑わいだ。この季節、こちらの人たちの生活時間はどうなっているのだろう。今日もよく歩いた小生たちは、そろそろホテルに戻ることにしよう(続く)

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午後8時はまだ「昼間」なのだ!
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