おじさんの「ipad」体験レポート(1)〜入手編〜 [たわごと系]
小生にそう思わせたのは次の点だ。
1.インターネットがいつでもどこでも使える。
これは、小生は今、自宅と実家と行ったり来たりの生活を送っているからだ。ブロードバンド環境のない実家でもちょっとした仕事やメールチェック、ネットの検索ができるように、ノート PCを持ち歩き、モバイル用の機器を契約していたくらいなので、「スイッチをいれればインターネット」というのはとても魅力的に感じられた。
2.「ibook」(電子書籍)がとてもよさそう。
ある程度の年齢の方なら実感があると思うが、小生も最近は本を読むのが億劫になってきた。要するに「目が遠く」なって、活字が見にくくなってきたのだ。それがモニター上の文字だと格段に読みやすい。そりゃそうだ、手もとに小さい液晶テレビをおいて文字放送を読んでいるようなものなのだから。
そんなわけで、急に入手意欲が高まり、ちょうど東京へ出かける機会があったのをいいことに、ソフトバンクに足を運んだ次第だ。
…で、使ってみて実際どうなのか。これから「フツーのおじさん」が使って見ての感想やら疑問やらを折々書いてみたいと思う。
まず購入にあたっては非常にスムーズだった。拍子抜けと言ってもいいくらいだ。小生が向かったのは東京八重洲口のソフトバンクショップだったが、こちらでは待ち時間30分+手続きに30分、あわせて一時間ほど、これですぐに使えるインターネット端末が手に入るのだ。必要なものは運転免許証+クレジットカードのみ、ここで入手したのはWi-Fi+3Gの、携帯電話回線も使えるモデルだから、当たり前といえば当たり前なのだが、手に入れたパッケージを帰りの電車の中で開封し、電源を入れておそるおそるネットに接続してみたら、なんと簡単につながってしまった。これを期待して買ったにもかかわらず、あまりのあっけなさに正直驚いてしまった。まさにインターネットを「手帳感覚」で持ち歩ける時代になったのだなと実感した。
小生はこの原稿をipadのアプリケーションの一つである「pages」で書いた。こんな道具で果たして文書作成がちゃんとできるのか、甚だ疑問だったが、とりあえずなんとかなってしまった。慣れればずっと使いやすく感じるようになるだろう。どうやらこの「現代石版」はユーザーが各々の興味・必要に応じて、きりもなくたくさんあるアプリケーションから必要なものを購入(決して高価ではないところがすごい!)してカスタマイズしていくものらしい。そう考えると使い方は無限だ。だんだん充実していくであろうアプリの使い勝手やネットを使ってみての感想などについては、また次回以降の記事で触れてみたいと思う。
茄子のレシピ&「二酸化炭素温暖化説の崩壊」 [たわごと系]
さて、野菜の実りをあらわす言葉に「照り茄子」というのがあるらしい。天気がよく暑い夏は、茄子がよく実るということらしいが、今年はまさにその条件に合致したようで、妻の実家の畑から見事な茄子が頻繁に届く。たまにならありがたいものだが、なにせ小人数の家族では消費する量にも限りがある。知人に配るにも新鮮なうちでなければならず、しかもこの時期「どこにも茄子があふれている」というのが群馬の田舎の実態だから、ときには困ってしまうこともあるのだ。そんな中、いっぺんにたくさんの茄子を食べることができるメニューを知ったので、ご紹介したい。
ちなみにこれは、小生の勤務先のボスがたくさんの茄子を入手した折りに、職場へ持って来て自ら作ってふるまってくれたものだ。名付けて「茄子そうめん」というのだそうだ。作り方は以下の通り。
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①茄子は洗って皮を全部むく。
②縦に薄切りしたものを、うどんくらいの太さに細切りし、水に浸けてあくを抜く。
③水気を切ってボールに入れ、茄子の水気が出てくるまでよく塩揉みする。
④「麺ツユ」少々を加えてさらに揉み、味をなじませる。
⑤冷蔵庫でよく冷やして、食べる時に削り節をかける。またはおろししょうがを添える。
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以上である。簡単で、さっぱりしているので、おかずにもつまみにも良い。そしてなによりこの食べ方なら、ひとり2~3本はいけてしまうところがすごい。すでにご存じの方もいらっしゃるとは思うが、まさに生産者向きの大量消費用メニューである。
話は全く変わるが、今年のような異常な暑さが話題になると、やはり地球温暖化の進行=CO2削減の必要性という結び付きで考えてしまう。アル・ゴアの「不都合な真実」のヒットや「IPCC(地球変動に関する政府間パネル)」のノーベル平和賞受賞などで、小生たちはCO2の増加こそが地球温暖化の元凶であり、今その削減に向けたアクションを起こさなければ、地球は近い将来に大変なことになると、思っている。
しかし、最近になって「CO2の増加と地球温暖化は無関係」という説がでてきているということを小生は知らなかった。
最近読んだ本「二酸化炭素温暖化説の崩壊」(広瀬隆著:集英社新書)では、IPCCの温暖化説は、根拠となるデータに問題があるばかりでなく、データの操作まで行われた全く信用できないものである・・・と厳しい。
本の内容を要約することは到底できないが、ごく大ざっぱにポイントを上げるなら、以下のような点だ。
①CO2の排出量は確実に増加しているが、地球の温暖化とは無関係である。
②最近の気温変化は地球の長期的な営みの中の一部であり、そこには数多くの要素がかかわっており、CO2の増加というような単純な理由で説明できるものではない。
③長期的なデータからみて、今後氷河が解けてなくなったり、北極の氷が解けて南太平洋の島々が海に沈むことはない。
④むしろ地球にとっての大きな問題は、ヒートアイランドを引き起こす都市の排熱や酸性雨をもたらす原因物質の排出を減らすことである。
⑤また、海水温を上げるとともに海の環境破壊をもたらす原発を減らすとともに、クリーンで効率の良いエネルギーシステムの開発・普及に力を注ぐことである。
この本は小生にとってまさに目からウロコの一冊だった。それは、示されている各種のデータが、これまで何も考えずに報道のまま信じてきた内容を覆すものだったからだ。まあ、考えてみれば国際問題でも国内政治の問題でも、メディアが伝える内容は、報道機関の姿勢により大きく異なるものだから、あらゆる情報への接し方として「ホントにそうだろうか」という、ある意味懐疑的な姿勢が大切だとは思っていた。しかし、こと科学の分野となると、とたんに「専門家の見解」を鵜呑みにしていた自分がある。その意味でこの本は、小生にとって貴重な警告の書になったと思う。興味のある方にはぜひご一読をお勧めしたい。
「タミフル」の効き目 [たわごと系]
せっかくのお休みなので、1月2日から4日間、中国は北京に行ってきた。
なので本来ならば、何回かに分けて中国レポートをするところなのだが、それどころではなくなってしまった。中国から帰ってくるや否や、インフルエンザになってしまったのだ。
考えてみれば北京に着いた日から、のどの奥に「イヤな感じ」があり、何となくカラダも重く節々も痛い、また夜寝ていても、部屋は暖かいのに背中が「うすら寒い」・・・などなど、「前兆」のオンパレードだったのだが、そこは旅先の興奮状態の中、「やっぱ、中国は空気が悪いな、のどがガラガラ・・・」など言いつつ、フツーに全日程を消化して帰ってきたのだ。
・・・で、帰国した1月5日の晩から熱が出はじめ、翌6日朝に爆発、一気に39度近くまで上がってしまった。どうにもならないので近くのお医者さんで診てもらうと、「A型ですね、タミフルのんでください」とのこと。いやはやついに「あのクスリ」のお世話になることになってしまった。
処方してもらったタミフルは全部で10錠、1日2回、必ず終わるまでのむのだそうだ。最早どうにもならないので、早速のんで眠ることにした。昨年問題になった、タミフルを服用した若者の「異常行動」は、不思議なことに今年は全く騒がれていないようだ。まあ、小生は若者でもないしな・・・などと思いながら、昼に1錠、夜に1錠のんで、ひたすら眠る、眠る、眠る・・・。
翌日7日も「仕事始め」を休んで眠り続けた。この結果、熱がではじめてから約1日半
で、熱が下がりはじめ、カラダの重さと節々の痛みが遠のいていくではないか。以前ならインフルエンザになってしまうと、一度下がった熱が再びぶり返したりしたと思うのだが、そういったこともなく、どんどん体調が良くなっていく。「こりゃ、ホントに効いた!」と実感した。
のんでみて感じたのだが、たとえば「ル○」や「パ○ロ○」などの風邪薬も、ときにはアタマがボーッとしたり、何となく「強い薬」らしい影響があったように思うのだが、このタミフルというクスリにはまったくそういう気配はなかった。むしろ、非常に穏やかな効き目のクスリという印象だ。いずれにしても、小生の場合には効果てきめんだったと言える。
そんなこんなで、結局仕事も1日休んだだけで済んだわけで、もしこれがタミフルの効き目だとしたら「大したもの」だと言わなければならない。まったくさんざんな新年になってしまったが「禍福はあざなえる縄の如し」、むしろ軽くすんだことを喜ばなければならない。処方されたタミフルも全部のみきって、カラダも完全復活を果たしたわけで、そろそろ中国ミニレポートにとりかかろう。
年度末のピンチ!(^^;) [たわごと系]
よく、1月は「行く(いく)」、2月は「逃げる(にげる)」、3月は「去る(さる)」などという。まさにその如くで、「新年ご挨拶」の名刺を配って回っていたのがついこの間のことのようだ。時の経つ速さを、思い切り実感している。
小生の仕事では、3月から4月の年度替わりは「人が替わる」節目の時期であり、まあこれはすでに何十年もやってきたことでどうということはないのだが、今の職場ではこれに加えて「仕事も変わる」ことになるので、もータイヘンである。
今まさに、「前の仕事」と「次の仕事」の「のりしろ」状態で、それがみんなこの1~2週間でキリをつけなければならないため、気が急くことこの上ない。そしてこれが困ったことなのだが、このような状況になると、手がけている仕事が次から次へと気になって、さっぱり腰の据わらない状態でやっているものだから、当然能率は上がらず、完全に悪いスパイラルにはまってしまっているのだ。
そんなわけで、ブログの更新も滞りがちだが、まああまり気張らずに、「書けるときに、書きたい事を、書く」という基本姿勢に立ち返り、しばし「ブログの呪縛」からは逃れる事にしようと思う。おおげさでなく「人生最大の危機」を早く乗り切って、時々のできごとに自分なりの考えをコメントしたり、大好きな「バイク」や「辛いもの」、「カツ丼」など、気楽に取材したいものだと思う。
いやはや、つい愚痴ってしまったが、そんなわけで、しばしブログ更新をお休みする言い訳にしたいと思う。
やられたっ!ノロウィルス!! [たわごと系]
いやはや、参った。ノロウィルスである。
「何か変だな・・・」と感じたのが12月19日(月)早朝、体が重い、力が入らない、あちこちの関節が痛い・・・。「こりゃ、風邪だな」と思ったが、なんとかこらえて半日仕事をしてみた。しかし一向に良くなる気配がないため半日で早退、自宅近くのクリニックで診てもらったところ、いとも簡単に「ノロウィルスです。食べられないでしょうから点滴しておきましょう。」あっ、そういえば今日は朝から食欲がなくて、すでに夕方のその時まで何も食べていなかったのだ。
思えばこの「点滴」に救われたかもしれない。それ以降、ほぼ丸2日間、何も固形物を食べることができなかったのだから・・・。38度の発熱と嘔吐、下痢、絵に描いたようなノロウィルスの症状を経験してしまった。おかげでこの時期おきまりの忘年会は2つキャンセル、更には1日遅れで妻をまったく同じ目に遭わせてしまった。
また職場では、同僚から表面的にはいたわられつつも、実は「バイキン」扱い、ちょっと席を外した隙に、デスクの前にこんな「防御板」を立てられる始末だ。
犯人は当然「ピースサインの男」、小生が泣く泣く欠席した忘年会の会場から電話をかけてきて「どう~?元気してる~~?こっちのしゃぶしゃぶおいしいよ~ん!2人前食べといてあげるから、安心してね~~!」などとのたまう極悪非道男なのだ。彼は小生の目の前の席に日がな一日座り、電話も思い切り共用している。そう、いいのだ!「ノロ」を笑う者は「ノロ」に泣くのだっ!今日笑っている君も、「明日は我が身」という言葉を知ることだろう。
ついでに言うとノロウィルスは「バイキン」ではない。細かいことはよくわからないから置いておくが、そもそも大きさが違う。「バイキン」はだいたい1000分の1ミリ、ウィルスはさらにその100分の1程度なのだ。どうだ、恐れ入ったか!ワッハッハ!・・・とバカなことを言っている発病3日目の今日、やっと夕食に「『おかゆ』でも食べてみようか」という気になった。久々に(といってもわずか2日だが)食べるお米は、しみじみとおいしかった。
それにしても、恐るべし、ノロウィルス!皆さまもくれぐれもお気をつけて。
二槽式?! [たわごと系]
洗濯機が壊れた。
所帯を持ってから(・・・なんて古くさい表現!)2台目なので、おそらく十数年は使っている二槽式のヤツだ。今どきは家電の修理なぞ頼むと、バカ高い料金をとられるので、買うことにした。ところが・・・何と妻はまた「二槽式」を買うというのである。そんなもの売っているはずがない!と思ったが、それでもと、価格比較サイトで調べてみると、あるんですねーこれが。業務用なのか、はたまた隠れたマニア向けなのか・・・。いずれにしても大手メーカーがちゃんと作っているのである。
・・・が、驚いたのはそれだけではない。価格サイトや「にちゃんねる」では、これから洗濯機を購入しようという皆さんが、熱心に、微に入り細にわたった情報交換をなさっているのである。小生、家事に疎いオジサン故、生活家電のスペックをめぐって、このように熱い意見交換がされていようとは、まさに目からウロコであった。ネットでは情報は瞬時に千里を翔る。製造者サイドも全く気を抜けないことだと思う。
この情報網を駆使して、モノの購入に精力を注ぐ人はおそらく増えているのだろう。壊れてさえいなければ、さしあたりの機能があれば、どんなものでも、さほど変わりはないと思っているオジサンには新鮮な驚きであった。
ところで、洗濯機の購入については、日頃いろいろお願いしている知り合いの電器屋さん(町の電器屋さん)に「大きさ、『このくらい』の二槽式一つ持ってきて・・・」と連絡をとったのだが、当然のことながら「全自動」或いは「乾燥機付き」を強く勧められたことは言うまでもない。
それでも「二槽式」にこだわり続けた妻は、なかなかの頑固者である。