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健康に自信ナシ!〜50才代は曲り角か?〜 [たわごと系]

小生がまだ40代の頃、ひとまわりほど上の先輩が言っていた。「歳になると健康に自信がなくなるなー」その頃小生はかなりバリバリ仕事をしていた時期で、そんな話を聞いても「そんなもんかなー」くらいにしか思わなかった。からだのことなど気にもしていなかったように思う。それから十数年、五十代も半ばを越えた昨今は、先輩の言っていたことが骨身にしみてわかる気がする。トシはしっかりやってくるものだということを、近頃は実感している。

トシを感じることになった第一歩は、五十肩だ。これはほんとに辛かった。仕事柄毎日ワイシャツを着るのだが、これが苦痛になってしまった。後ろに手を回そうとすると、激痛が走る。どうにもならないのでかかりつけの整形外科に行ってみたが、先生曰く「半年静かにしていれば治る」とのこと。何もしてくれないのかと不満もあったが、ふだん信頼している先生なので放っておいたところ、確かに半年後にはまったく何事もなかったかのように痛みは消えていた。その後もいくらか肩に違和感はあるものの、あの激痛とは無縁の日々が続いている。

次に来たのはいわゆる「老眼」だ。これはだんだん忍び寄ってきて、何時の間にか小さい字が見えなかったり、暗いところで見えにくかったりということになってしまった。最近では小さい字を書くことが苦手になってしまったり、様々不便もあるが、特に痛みがあるわけではないし、シニアグラスというイヤだけど便利なものもあるのであきらめている。これも仕事の能率をかなり低下させる要素だが、まあ「みんなそうなのね」とあきらめるしかなさそうだ。

以上はたぶんフツーにみんな経験していることだから、折り合っていくしかないものかもしれないが、ごく最近、そうでもないものに襲われてしまった。突然片方の耳が聞こえなくなってしまったのだ。5日ほど前の金曜日、さるパーティーに出席していたところ、途中で会場のざわめきが急に「耳につく」ようになったと思ったら、そのあと右の耳がほぼ聞こえなくなってしまった。その時は「ちょっと飲みすぎたかな」くらいに思って帰宅したのだが、翌日になっても状態が改善しないため、耳鼻科を受信したところ、状態は「重度難聴」、病名は「突発性難聴」または「メニエール病」の疑いだという。思えば二週間くらい前から、何となく耳がつまっているような感じがしていたのだが、かなり突然という感じだった。

これまで耳の具合が悪くなったことはなかったが、いざこういう状態になってみると、フツーの状態というものがいかに「快適な状態」であるかということを思い知らされた。片方の耳はちゃんと聞こえるのだから、理屈ではそんなに不便はないはずなのだが、これが全くそうではない。誰かと対面で話している分にはいいのだが、特に「にぎやかな場所」で相手の声を聴こうとすると、ぜんぜん聞こえないのだ。もちろん聞こえない方から声をかけられても、まるでわからない。おまけに耳のすぐそばに「番組をやっていないラジオ」が置いてあるようなビミョーな雑音がいつもしているので、とても気分がすぐれない日々が続いている。

小生は20年ほど前に眼の病気になり、角膜移植をしていただいたことがある。この時には、手術後の万が一のことを考えて「目が2個ついていて良かった」と本気で思ったものだが、今回も同じように人体の構造に感謝することになってしまった。まだ日も浅いし検査結果も出ていないので、あまり心配しても仕方がないのだが、つい「このまま聞こえないままなのだろうか」という不安がよぎる。

そんなわけで、五十代も半ばを過ぎてからは、次々といろいろな不具合が生じてきて、健康に自信がなくなってしまった。今のところ内臓関係の不具合は見つかっていないが、これだっていつどうなるかわからない。「先輩たち」もこういう状態で大変な仕事をしていたのだな〜と思うと、今更ながら頭が下がる思いだ。巷では「男の更年期」なども言われているが、いずれにしても五十代は大きな曲り角なのだろう。「ドリフトで華麗に」は無理にしても、何とかコースアウトしないでしばらく続くコーナーをクリアしていきたいものだ。
最近健康に自信をなくして、ちょっとメゲているおじさんのつぶやきでした。

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