オージーレポート その17 ~ 西オーストラリア パース ~ [ビーマー氏とjmhのオージーレポート]
キングズ公演からのパース
子どもっぽい振る舞いや事実誤認の多いこの国のリーダーにがっかりしすぎて記事を書く気をなくしていたところ、シドニーから「オージーレポート」が届きました。
ビーマーさん、ありがとうございます。読者のみなさん(・・・いるんだっけ???)もお待ちかねですよ!では、西オーストラリアをお楽しみください。
***以下、ビーマーさんの投稿記事***
大変お待たせしました。(・・・って、誰も待ってないか?)久々のオージーレポートです。
日本からの観光でパースに行こうと思う人は、少ないのではないでしょうか。ここシドニーからも、パースは3000km以上離れており、直行便で6時間近く。私は乗り継ぎ便で行ったので(到着時間の関係)8時間以上かかってしまいました。それだけ遠い。つまり田舎・・・というわけではありませんが。
港のタワー「スワンベル」
西オーストラリア州はオーストラリアの3分の1もあり、パースはその首都にあたります。街並みは、古い建物と新しい建物とが上手く調和しています。まず、目をひくのはスワンベルとい港にあるタワーです。1日に1回だけ中にある17個のベルが美しい演奏をします。元はイギリスにあった物が、ここに寄贈されたそうです。また、町を走っているロンドンタクシー風のタクシーもかわいいです。
ロンドン風のタクシー
ロンドンコートの入り口、いかにも・・・!
ガイドブックにまず出ているのは、ロンドンコートという中世ヨーロッパの街並みの商店街です。それと、オーストラリア最古のミント(造幣局)、パース造幣局あたりでしょう。ここでは、ギフトショップでいろいろな記念コインが売っているので、ここだけでもおもしろいです。
ロンドンコート
ミント(造営局)
ただ、私的にはシドニーとそんなに変わらない雰囲気で、人が少なく、市街地も狭いので、それほど感動はありませんでしたが、唯一シドニーより良かったのは、キングス公園から見下ろしたパースの町並でした。とても、壮大な眺めです。
街角のちょっといいレストラン
それと、たまたま街角で入ったレストランが良かった。本当に古~い建物で、作られたのは日本なら江戸時代(?)かもしれないけれど、キレになっていて窓際でおじさんがギターを演奏し、食べ物もたくさんあって、どれも美味しい。ちょっと高かったけど、・・・。食べ過ぎました。
レストランで演奏するおじさん
レストランのお料理、きれいなビュッフェ
それと、パース市内を走るCATバスが無料で乗れること。行き先によって3系統のバスが一日中走っています。パースは太っ腹。
キャットバス、でもなんでCATなんだろう?
ロットネスト島行きのフェリー
パースの観光の中心は、やはり郊外の砂丘や国立公園にあります。
最もおすすめしたいのは、ロットネスト島です。ここは、パースの沖合19kmの島ですが、車の乗り入れはできず、手つかずの自然がそのままです。当然閑かで、海はきれいで、ここにしかいないワラビーの一種クオッカも生息しています。
珍獣?クウォッカ
ロットネスト島は自転車で
島の交通手段は自転車なので、1周18km程度のこの島の中は、全てサイクリングロードという感じです。2年ぶりに自転車に乗った私は、3時間以上もアップダウンを走ったせいで、その後数日間はお尻が痛かった。しばらく、自転車はもういい。
ピナクルズ
次は、ナンバン国立公園に広がる奇景ピナクルズでしょうか。サバクに広がるこの景色は「荒野の墓標」とも言われるそうです。近くの砂丘では、私たちツアーの4WDバスはまるでジェットコースターのように、急傾斜の砂丘を走り回りました。すごい。このバス、外観はトラックで、メーカーは犬のエンブレムに「MAN」と書いてあったが知ってますか?私は知らない。一応私、カーフリークですが。
謎のメーカーの4WDバス
砂丘では、サンドボードで砂滑りもできます。スピード出しすぎて私は、この写真の後・・・・・。背中ヒリヒリ。
近くの動物園では、コアラならぬウオンバット(祖先は同じだそうだけど)の抱っこ写真をとりました。ウオンバットもかわいいでしょう。
砂丘砂すべり、あとが大変!
かわいいウォンバットとおねえさん
同じオーストラリアでも、シドニーのように人も車もたくさんある所とは違い、のんびりしたい人には、パースは向いているかも。
でも、私にはこの方向は鬼門かもしれない?背中に尻に痛い思いをしたもので。
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