南の島に行ってみた!~ニューカレドニアの休日:その1 メトル島でマリンスポーツ~ [紀行系]
昔むかし、たぶん中学生の頃に読んだ本に「天国に一番近い島」というのがあった。もう内容ははぜんぜん覚えていないのだが、「旅って楽しそうだな」と感じた最初の本だったような気がする。もしかすると小生の旅好きのきっかけはこの本だったのかもしれない。それから半世紀近く、今でもニューカレドニアを紹介する決まり文句はこの本の題名なのだからすごい。まさにキャッチコピーの名作と言えるだろう。
・・・というわけで行ってみたニューカレドニアだったが、ひとつ大きな勘違いをしでかしていた。それは、当たり前の話だが日本の夏は現地の冬だということだ。「あの言葉」のイメージですっかり「常夏の楽園」をイメージしていたところで、8月の気温が20度~25度くらいと知ったときのショック!これじゃマリンスポーツどころじゃない!!
まあ結果的には、そんなに涼しい訳じゃなく、超酷暑の日本、しかも殺人的な群馬の夏から南の島に避暑に行って、その上しっかり海にも入れたのだからまさに一石二鳥だった訳だが、持参する衣料品は「寒さ対策」に振ってしまった。やはり出かける先のリサーチを怠るべからずという、いい勉強をさせてもらった。
成田からは「エアカラン」直行便が一日一便飛んでいる。ヌメア:トントゥ-タ空港までは9時間くらい、お昼頃出発して深夜着だが、時差は2時間だから時差ぼけの心配もなくらくちんだ。機内の表示が傑作だったので写真を1枚。意味不明なのだが、機内アナウンスのときに必ず表示されるので、たぶん「飛行中の乗務員からのお知らせ」のようなことなのだろう。「エキゾチック」でなかなかいい!
ホテルに到着したのは深夜で、翌日は朝から、あらかじめ申し込んでおいたオプショナルツアー。ちょっとキツイかなと思ったが、時差がないのと飛行機の中でばっちり休んできたので体調良好。天気がいいのが何よりで、ホテルからの眺めなどをそそくさと写真におさめて、となりのホテルの集合場所に出かけた。
集合場所付近の桟橋からこれから向かうメトル島が見える。正面ではなくちょっと左のかすかに見える方だ。時間ぴったりに迎えのタクシーボートがやってきた。ツアーメンバーは小生たちを入れて7名、ガイドさんは日本人のかっこいいお姉さん。いよいよ出発だ。
メトル島には、ニューカレドニアで唯一だという「水上コテージ」がある。小生たちはこの近くのビーチで一日、各種マリンスポーツを楽しむという趣向だ。
今日楽しむマリンスポーツは、ジェットスキーとシーカヤック、SUP(スタンドアップパドルボート)そしてシュノーケリングだ。乗り物は他のメンバーと交代で20分から40分くらいずつ楽しむ。シュノーケリングはいつでもOK。お昼付きでウェットスーツなども貸してもらえてひとり13000円くらいというのは、いろいろな値段の高いニューカレドニアでは結構お値打ちだと思う。
「乗り物」はカヤック以外はまったく初めての経験で、おっかなびっくりだったが、ジェットスキーはバイク感覚で楽しい。これはぜひまたやってみたいなあ。今度はきっと自転車よりは速く走れるだろう(^^;)
SUPはぜんぜんだめ。膝立ちまではOKだが立ち上がって漕いでいると、ちょっとした波でバランスを崩してこけてしまう。何度か転覆して立ち上がるのはあきらめてしまった。
そんなこんなで楽しく過ごしているうちにお昼の時間に。でっかいサンドウィッチ(仏領だったせいかパンがおいしい!)をいただいて休憩。午後はお楽しみのシュノーケリングだ!(続く)
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